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小集団活動(平成17年度)

平成17年度小集団活動発表会
No活動部署テーマ テーマ選定理由順位
チーム名
1 臨床検査科 臨床医と検査技師が共有できるパニック値
(緊急報告値)を決めよう
 臨床検査科では、日常的に検体検査結果報告をより迅速に行えるように取り組んでいます。しかし、検査結果紹介画面や報告用紙を医師がタイムリーに確認しているか否かは、検査室では把握できません。そのため異常値、とくに患者の緊急治療に必要なパニック値を決めて、検査技師が個々の判断によらず報告できる体制を確立する必要がある。
2診療技術科聴力検査の待ち時間の現状を探る  以前から、聴力検査を受ける患者さんを待たせることが多いのではないかという思いが私達の中にあった。しかし、日常の業務の中では患者さんからそれを確認できる機会がなかった。小集団活動を機に、患者さんの要望や意見を伺うことで待ち時間の現状を探り、患者さんが僅かでも緊張をほぐして検査を受けられるようにしたいと考えた。
3東5階病棟 ナースステーションにおける無駄な動線を減らす  1.ワゴンやナースステーション内で過ごす患者さんでナースステーションが雑然としている
2.ナースステーション内のテーブル上には常に看護記録やカルテが置かれているためになかなか片付かない
3.点滴の準備場所など片付いてはいるが物の配置がばらついているので仕事の効率が悪い
4.ナースステーションが雑然としていても率先して片付ける人がいない
 
4救命救急センター 夜間入院のデータベースを取る時間を短縮しよう  当院では、21時以降の緊急入院は救命救急センターが入院の受け入れ態勢をとっている。救命センターの年間入院患者数は2,885人、そのうち準夜・深夜の入院患者数は1,883人で、一日平均(準夜・深夜のみ)5.2人の患者が救命救急センターに夜間入院されている(2004年調査)。そのような状態の中で、看護師は入院時に患者の全身状態を観察するほかに、患者の全体像を把握する必要があり、「データベース用紙」と「データベースアセスメント用紙」の記入を行っている。
 しかし、それらの記載には時間がかかり、書き方がわかりにくいなど、家族や看護師から不満の声が聞かれている。さらに、夜間になると看護師の人数は減り、データベースを取ることに負担がかかってくる。そのため、夜間の緊急入院時のデータベースの取り方を、患者・家族・看護師の負担が最小限ですむ方法を考える必要があると思ったため、今回の研究を取り組もうと考えた。 
 
5西5階病棟 西5階における転倒・転落をなくす取り組み  西5階病棟は、整形外科と総合診療内科の混合病棟である。入院患者の多くは運動神経系やADLに何らかの障害・機能低下をきたしている。また、緊急入院などで病状認識の乏しい患者や夜間せん妄などで行動要注意となる患者が常時5名以上在院されている。
 平成16年4月~平成17年3月までの西5階病棟における転倒・転落の報告件数は58件あり、月平均4.9件であった。インシデントレポートにおける転倒・転落の件数は院内全体では584件あり、当病棟は全体の9.9%を占めている。この数字は院内で3番目に多い。
 昨年から転倒・転落が発生した日にチーム内でカンファレンスを行い、対策を講じている。しかし、発生件数は減少していない。そこ手現状の対策に問題があるのではないか?と思い、このテーマに取り組むことにした。
 
6リハビリテーション技術科 大腿骨頸部骨折や脳卒中などの早期加算書類の作成、加算率を100%にしよう  リハビリテーションでは大腿骨頸部骨折や脳卒中、火傷などの疾患に対して理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)を施行すると、起算日(発症日もしくは手術日)から90日間に限り早期加算点数を算定できます。 
 算定要件として、「リハビリテーション実施計画書」を医師、PT、OT、ST、看護師らが作成し、その内容を患者もしくは家族に説明し同意を得て、一部(三枚綴り)を患者に交付しなくてはなりません。尚かつ、実施処理として伝票チェックを要します。
 リハビリテーション技術科でもこの制度が施行された平成14年度から、書類の作成に関わってきましたが、作成率と伝票チェックが曖昧に行われているのではないかとの印象を職員の多くが感じていました。
 これを改善するため。
7西7階病棟 深夜帯採血の見直し
~めざせ!フリー番の採血業務改善~
・採血数にばらつきがあり、採血数が多い日のフリー番に負担がかかっている。
・深夜帯採血で、患者間違いや針刺し事故など不安があるという声が聴かれた。
・深夜帯採血に不満を持っているスタッフが多い。
 
8病理検査科 病理検査室からミスをなくそう!検体取り違えミスの防止~全国の医療事故訴訟例を参考に~  近年、医療事故が度々報道され、病理検査に関連した事例も少なからず見られる。これらの事故を検討し、再発防止の為の方策を考える事は、当院検査室にとっても財産になると考えた。
 病理検査は煩雑な手作業が多く、検体採取から診断書作成まで多くの人が関わり、長い過程の中でミスが起きやすい。
 今回、他院で起きた検体取り違え事故が当検査室で起きる可能性がないか検証し、又、過去に当検査室で起こった”ヒヤリ・ハット”や”インシデント”事例で、これまでにとってきた対策を再考し、今後もより質の高い業務の構築を目指して、小集団活動のテーマに取り上げる事にした。
9新生児医療センター NICU入院予定児の出産前における母親の不安の軽減
~現在行っている産前訪問の評価と改善~
 新生児医療センターでは看護師の業務の1つとして「産前訪問」というものがある。これは、これから生まれる赤ちゃんがNICUに入院する可能性がある場合、その妊婦さんにあらかじめ赤ちゃんの入院についてのガイダンスを行うことによって、親の不安を少しでも軽減させようといることを目的に行っている。
 ところが、この産前訪問を行うにあたっては看護師により、内容・方法など統一がとれていないという指摘もあり、今回まずこの「産前訪問の見直し」を小集団活動のテーマにしようと考えた。しかし、これでは「産前訪問」という業務の方法論的改善であり、この業務の本来の目的である「母親の不安の軽減」という目的を忘れた業務改善であるとの指摘を受けた。そこで、現在行っている「産前訪問」という業務が「母親の不安の軽減」のためにどのぐらい役に立っているのかを考えた上で業務を見直す維持管理テーマとして今回のテーマを選定した。
 
10放射線技術科快適な検査・治療環境を目指して  心臓カテーテル検査終了後に患者から担当看護師に「自分が検査を受けている時に、関係のない話や、笑い声が聞こえ不快だった。」とのクレームがあったから。
11薬剤部 糖尿病診療器材のトラブル解消を目指して  多くの医事課窓口の並ぶ隅で一ヶ所だけ、薬局の窓口がある。そこでは主に外来患者さんへの院外処方箋の渡し窓口の役割を担っている。それと同時に、(なぜだかは分らないが...)ある種、患者さんからの苦情などを受け付ける窓口にもなっている。数ある苦情、トラブルの中で最近目につくものに、糖尿病患者さんが使用する血糖を測定する機械とその付属部品(以下、診療器材とする。)についてである。診療器材伝票などに不備がある場合、患者さんを待たせたり、一旦内科外来へ戻ってもらったりと何かと患者さんに負担、迷惑がかかってしまう。
 そこで我々薬剤部小集団活動メンバーはこの診療器材のトラブル解消を目指し、正しい治療、患者さんの負担軽減を目指すためにこのテーマを選択した。
2
12栄養管理科選択メニュー用紙の申し込み率アップを目指して  食事は医療の一環として提供されるべきものであり、それぞれ患者の病状に応じて必要とする栄養量が与えられ、食事の質の向上と患者サービスの改善を目指して行われるべきものである。
 このことから、国では入院時食事療養(1)の届出を行っている保険医療機関において、毎日又は予め定められた日に、1日のうち二食以上の食事の主菜等について患者が選択できる複数のメニューによる食事を提供した場合に50円算定できる「選択メニュー加算」を制度化している。
 栄養管理科では、一般食、並粥食、全粥食を食べている患者を対象として、毎週木・金・土の3日間の朝食・昼食に選択メニューを実施している。
 実施方法は、毎週火曜日の昼食用保温トレー中に選択メニュー用紙を入れる。患者は食べたいメニューに印を付けて、下膳用保温トレーに入れる等して水曜日の10時までに申し込むこととしている。
 入院生活の中で楽しみながら食事を選んでいただきたいと思っているが、何故か現在の申し込み状況は低迷している。そこで、より多くの患者に食べたい料理を選んでいただくことはできないか。また、選ばれていない原因を探ることは、患者サービス向上につながると考えられることから、このテーマを選定した。
3
13中央手術部 手術伝票の記載不備をなくす  中央手術部では、手術伝票の記載をその手術を担当した看護師、麻酔科医、執刀医が行っている。1枚の手術伝票に複数の人間が関与しているため、改めて手術伝票の記入内容を確認すると、記載漏れや記載間違いが多々見られ、記載不備による医事課からの問い合わせも度々ある。さらに、看護師からは「使用した物品等を伝票に記入してよいかどうか判断に迷う」という声も聞く。そこで今回、このような医事伝票に関わる記載漏れや記載間違いをなくし、病院の17年度事業計画の1つにあげられている健全経営に、手術部として積極的に取り組むことにした。 1