ごあいさつ

院長あいさつ

はじめに

 新潟市民病院のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
 令和3年4月1日より新潟市病院事業管理者および新潟市民病院長を拝命しました。当院の理念である「患者とともにある全人的医療」を肝に銘じ、市民に信頼される病院を目指したいと思います。                                                                  


新型コロナウイルス感染症に伴う対応について

 昨年は新型コロナウィルス感染症が世界を席巻し、新潟県でも2月29日に第1号患者が発生し当院に入院しました。以来100名以上の患者を受け入れてきました。当院は、主に重症患者を受け入れ、その結果新型コロナウィルス感染症入院患者の1/3は重症・中等症患者でした。軽症例でも小児や妊婦、ハイリスクケースなどを受け入れてきました。令和3年3月よりワクチン接種が日本でも開始されましたが、それにより感染者の減少があればいいのですが、しばらくはまん延した状態が続くと思います。感染者のために病棟を確保し、今年度も重症患者を中心に対応していきたいと思います。また、院内感染を予防するために、家族の面会制限や病院入り口での検温などご迷惑をおかけしていますが、パンデミック時期には必要な措置となりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
 新型コロナウィルス感染症の入院収容のため、昨年度は一時通常診療の入院制限が行われました。その際に新潟地区の病院や医師会のご協力により重症・救命救急患者の診療は継続することができました。今年度も新型コロナウィルス感染症患者とのバランスを考えながら、循環器病・脳卒中・外傷患者などの重症・救命救急患者の治療を継続したいと思います。パンデミック下でも、予定された入院ができるだけ円滑に行え、多くの重篤患者の診療が行えるように配慮いたします。

高度急性期医療機関として

 新潟市民病院は、重症・専門・救急を中心とした質の高い医療の実践を使命としています。救命救急医療では、救命救急・循環器病・脳卒中センターあわせて50床あり、全国でも有数なハイボリュームセンターとなっています。第三次救命救急施設であり、平成30年度の厚生労働省の救命救急センターの全国評価で94点、全国289施設中18位と極めて高い評価受けました。特に重篤患者数が多い傾向であり、これからも高度急性期医療機関として地域に貢献したいと思います。退院困難やリハビリテーションが必要なケースでは、地域の医療機関との連携が不可欠です。患者総合支援センターで入退院の円滑な運用を行ってまいります。専門的医療では、高難度手技として、手術支援ロボット・ダビンチによる手術は令和3年2月までで456件(消化管217件、前立腺239件)実施され、脳血管内治療は令和元年度だけで72件、心血管カテーテル治療は695件実施されています。これらの低侵襲手術は、医療の質を改善するとともに入院期間も短縮が可能となっています。

医療の質の向上

 当院では医療の質を重視し臨床指標(Quality indicator)を2015年から公開し、医療の質の改善を重ねてまいりました。ホームページには2015年度からの経年変化と全国平均との対比がされていますのでご参照ください。医療の質が改善されると、入院期間が短縮し効率的な医療が可能となるため、現在も最重要課題として指標の改善に取り組んでいます。また電子カルテは2018年に更新され、医療安全面への貢献を最重視し機能を作りこみました。医療の質の向上と医療安全面での改善で入院診療の質が向上し、安全な入院生活ができるよう配慮していきます。診療の方針の判断が極めて難しいケースでは、多職種からなる臨床倫理コンサルテーションチームがよりよい判断は何かを議論し、主治医と協同で診療しています。安心して入院治療を受けてください。

臨床研修指定病院として

 臨床研修指定病院として、昭和52年から開始された初期臨床研修は令和3年3月までで300名以上の医師が卒業し、多数の施設で活躍しています。新潟県は医師のもっとも少ない県でさらに高齢化も進んでいます。次世代の医師の教育は新潟県の医療を支える意味で重要課題の一つと認識し優秀な医師の育成に努めたいと思います。新しい専門医制度が開始されていますが、当院での臨床研修を希望される方は一度見学に来ていただきたいと思います。また患者の皆様には若き医師たちのための当院の研修制度が、将来の優秀な医師を育てることにつながることをご理解いただきたいと思います。

おわりに

 新型コロナウィルスに対する患者対応と本来の重症・専門・救急医療両立がパンデミック時でも求められ、さらに効率的な医療が必要であると感じています。関係各所の皆さんには今後なお一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

令和3年4月1日   院長 大谷 哲也


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