[耳鼻いんこう科]主な疾患の検査と治療

耳鼻いんこう科の主な疾患の検査と治療



慢性中耳炎 鼓膜形成術は「日帰りまたは短期入院」で手術を行なっています。鼓室形成術は入院手術が必要で、入院期間は約8日間です。
滲出性中耳炎 お子さんは、小児滲出性中耳炎診療ガイドランに準じて、鼓膜換気チューブ留置術を行なっています。鼓膜換気チューブ留置術のみのお子さんは、『日帰り』全身麻酔で手術を行なっています。年間30~50件です。大人は外来局所麻酔で手術可能です。
突発性難聴 入院の上、点滴治療を行なっています。点滴治療のほかに高圧酸素療法もあわせて行なうこともあります。
先天性難聴 まず脳波聴力検査や乳幼児聴力検査を行ない、聴力を判定します。必要に応じて補聴器をつけ、聾学校とも連絡を取り、専門病院に紹介することもあります。
めまい 平衡機能検査に加え聴力検査、血液検査、血圧の変動の検査や脳のCT、MRI検査などを行なっています。検査結果を総合的に判断して治療を行なっています。
顔面神経麻痺 麻痺の程度や神経の障害について詳しく検査し、入院の上、点滴を中心とした治療を行なっています。
慢性副鼻腔炎 主に手術による治療を行なっています。年間約200件の手術があります。できるだけ入院期間を短くするために両側を同時に行ない、またほぼ全例に内視鏡やナビゲーションシステムを用いて手術を行なっています。
アレルギー性鼻炎 手術による治療を行なっています。手術では、鼻腔の形態を改善する鼻中隔矯正術や粘膜下下鼻甲介切除術、後鼻神経切断術を行なっています。
鼻出血 電気凝固やタンポン挿入をおこない、出血が多く貧血が見られるような場合には入院のうえ治療を行なっています。
扁桃炎 急性扁桃炎は入院のうえ点滴治療を行なっています。何度も繰り返す慢性扁桃炎では手術を行ない、約10日間の入院が必要となります。年間約100件の手術をしています。
睡眠時無呼吸症 小児ではアデノイドや扁桃を切除、摘出する手術を行なっています。
声帯ポリープ 喉頭微細手術を行なっています。1週間程度の入院で治療可能です。
口腔の疾患 口内炎、舌炎などの炎症疾患や口唇のう胞、がま種、唾石などが治療の対象になります。
良性腫瘍 主に耳下腺、顎下線、甲状腺、その他の頸部腫瘍を対象に手術を中心とした治療を行なっています。約10日間の入院で治療可能です。
悪性腫瘍 頭頸部癌(耳、鼻・副鼻腔、咽喉頭(のど)、舌、口腔、唾液腺の癌)、甲状腺癌の診療をしています。CT、MRIなどの検査を十分に行ないます。手術、放射線療法、薬による化学療法をそれぞれの患者さんにあわせて行なっています。
緊急疾患 外傷、めまい、鼻出血、急性咽喉頭炎、のどの異物(魚骨・貨幣・豆類など)などがあります。緊急入院・手術を含めた迅速な対応をとっています。

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