[眼科]主な手術の概略

眼科の主な手術の概略を説明します



前眼部疾患 眼瞼内反症、霰粒腫、眼瞼腫瘍、翼状片などの手術は年間約100件、斜視手術が約30件です。これらの手術は通常は入院の必要はありません。ただし、全身麻酔の必要な乳幼児は手術前日と手術日の2泊入院となります。
緑内障 年間約20件です。レーザー光線による治療は外来で行ない、入院の必要はありません。
水晶体疾患 超音波白内障手術+眼内レンズ挿入術が大部分です。緑内障症や網膜硝子体手術との同時手術を含めると、年間800件程度になります。他科との連携が上手くいっているので高齢者や全身疾患のある方もお引き受け しています。患者さんの条件に合わせ、適した術式を選択いたします。術式としては日帰り手術も十分可能ですが、より安全性を重視して片眼2泊3日の入院治療を行なっております。白内障手術後に発生する後発白内障の治療は、レーザー光線で行ないます。外来で出来ますので入院の必要はありません。
網膜・硝子体疾患 裂孔原生網膜剥離、増殖性硝子体網膜症、硝子体手術の必要な糖尿病網膜症などが増加しています。網膜剥離に対する網膜復位術は年間30件、網膜硝子体疾患に対する硝子体手術は年間200件程度です。最近では硝子体手術の割合が増加しています。レーザー光線による網膜光凝固術は外来で行ないます。勿論、入院の必要はありません。
外傷 シートベルトの着用、自動車のフロントガラスの改善で、交通外傷による重篤な眼外傷は、以前より大分減少しました。それでも、年間数件は重症な眼球破裂や眼球穿通性外傷があります。視機能保存の可能性が少しでもあれば、極力眼球を保存する方針で、緊急に対処しています。

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