小児外科で取り扱う主な病気

小児外科で取り扱う主な病気を紹介します

鼠径ヘルニア・類縁疾患

鼠径ヘルニアとは、いわゆる“脱腸”と呼ばれる病気で、年間約230例の手術を行っています。 小さいうちは自然治癒も期待できるため、通常は1歳以上になってから手術をしています。

臍ヘルニア

臍ヘルニア とは、いわゆる“でべそ”で、2歳までに90%以上は自然に治癒が期待できます。このため、この年齢を過ぎて美容的に問題があるものを手術適応としています。 鼠径ヘルニア類縁疾患とは、陰嚢水腫や停留睾丸といった病気ですが、鼠径ヘルニアの仲間として取り扱っています。平成22年からは、女児の鼠径ヘルニアに対して腹腔鏡下手術も導入しています。 これらの手術は、ほとんどが1泊2日で終了し、手術前日に入院(場合により外泊可)、術当日に退院という日程で行っています。

急性虫垂炎

いわゆる“盲腸”として一般に良く知られていますが、小児では成人と比較して進行が早いことが特徴です。その一方で診断は非常に難しく、しばしば確定診断までに時間を要し、穿孔して腹膜炎の状態で発見されることも多い病気です。 このため当科では超音波検査やCT検査といった画像診断を積極的に取り入れることで、受診と同時に正確な診断と迅速な治療方針の決定ができるよう心がけています。 手術をしないで軽快することもありますが、手術例は年間約70例で、広範な腹膜炎がなければ、術後5日~7日程度で退院が可能です。また比較的早期に診断された症例では、美容的にも優れた腹腔鏡下虫垂切除術も積極的に導入しています。

嘔吐・便秘を主訴とする色々な疾患

“時々吐くのですが”、“うんちがあまり出ません”といった訴えで外来を受診されるお子さんは非常に多くみられます。この中には生理的なものもあれば、何らかの病気が隠されていることもあります。こうした患者さん対しては、まずレントゲン検査や消化管生理機能検査を行い、客観的に病態を把握した上で治療を開始しています。手術が必要であれば手術を行いますが、治療の多くは薬物療法が主体です。また漢方薬やプロバイオティクスなども積極的に取り入れ、個々の病状に応じた対応を行っています。

新生児外科的疾患

生まれたばかりの赤ちゃんで、手術が必要な場合は総合周産期母子医療センターで管理しています。こうした赤ちゃんは出生後に診断され産婦人科医や小児科医から紹介となることが多いですが、最近では出生前からすでに診断されていることもあります。手術が必要な赤ちゃんは、よりきめ細かい管理が必要とされるため、新生児科医や関連科の医師と密接に連携し治療に当たっています。

その他

小児科・新生児科・産科・外科・心臓血管呼吸器外科・消化器科・泌尿器科・形成外科・救急科など関連各科と密に連携し、先天異常・機能異常・救急疾患・外傷まで幅広く対応しています。


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