予約センター025-281-6600(平日)
急患外来025-281-5151

チーム医療(救急医療)

 災害医療救護チーム

新潟市民病院は新潟県の災害拠点病院に指定されています。薬剤部では地震などの天災や,工場火災など化学災害時に速やかな医薬品の供給ができるよう,日頃から備蓄薬の選定および品質管理を行い,自治体や病院で行う災害医療訓練にも参加しています。そして,阪神淡路大震災,新潟県中越地震,新潟県中越沖地震,東日本大震災の際には,DMATおよび救護医療班に薬剤師が参加しています。

 ICLS (Immediate Cardiac Life Support)
 AED(Automated External Defibrillator)講習・メディカルラリーへの参加

新潟市民病院は3次救急医療の中核病院でもあります。薬剤部でもあらゆる年代の傷病者に対する心肺蘇生(CPR),自動体外式除細動器(AED)の基本技術を習得すると共に,災害や集団感染などあらゆる救急医療事案をシュミレーションするメディカルラリーにも参加し,救急を専門とする病院スタッフとして日頃から情報・技能を共有しています。

 新潟県消防学校講義

新潟県消防学校で救急救命士に薬理学の基礎と薬事法の講義を行っています。また,教えるだけではなく,救急救命士の仕事を知り,お互いの知識を共有できるので災害医療における良好なチームワークを構築できます。
消防学校グループ学習
写真左:グループ学習の様子  写真右:むしろ学ぶことが多い消防学校での講義

チーム医療(緩和ケア)

緩和ケアとは、「がんなどの生命を脅かす疾患による心と身体の苦痛を和らげ、患者さんやそのご家族が自分らしい生活を送れるように手助けをする医療」です。がんと診断がついた時からケアする必要があり、痛みなどの症状のケアだけではなく、不安などの心のケアも行います。
 緩和ケアチームは、患者さんが痛みのない生活を送れること、不安を少しでも軽減できることなど、病気と向き合いながら自分らしい生活を過ごして頂けるように、医師・看護師・薬剤師・臨床心理士・医療相談員・栄養士で構成されているチームです。 
 患者さんが望むケアをチームスタッフで検討し、その中で薬剤師は症状に対する薬の選択、副作用への対応、生活上の工夫などを主にフォローしています。
 緩和ケアが必要な入院患者さんに対しては、チームで回診を行い、主治医、病棟看護師、病棟薬剤師とともに話し合いをして対応をしていきます。
 また、外来患者さんに対して、保険調剤薬局の薬剤師と情報共有を行い、痛みのない生活を送れるようケアを行っています。

がん患者指導管理3に関して

1.目的
がんと診断された患者さんに対して、自分の疾患を理解し、説明を受け納得した上で治療方針を選択できるように説明及び相談を受け、継続的に支援すること。
2.対象者
・内服薬や注射薬の治療薬が開始になる患者さん、治療方法が変更になる患者さん
・副作用管理および心理的不安の軽減等の継続的な支援が必要な患者さん。
3.具体的な内容
・化学療法の治療スケジュール、副作用、生活する上での対処方法等の説明
・化学療法中の副作用のフォロー、副作用に対する対応方法の提案
主に、外来患者さんに対して認定薬剤師が対応します。

チーム医療(ICT)

ICT(Infection Control Team)とは感染対策チームの略称で、医師、看護師、臨床検査技師、薬剤師、事務職員で構成されています。ICTでは、感染症を適切に治療し、感染を広げない・起こさないため、感染症治療や感染対策のサポートを行っています。薬剤師は主に抗生物質の種類や使い方(用法用量)についての提案や、病院内で薬品や消毒薬の管理が適切に行われているかの確認をしています。
【主な活動内容】
ICTニュースの制作
ICTミーティング(週2回)
ICTラウンド
定期的な院内感染対策講習会の開催
院内感染対策マニュアルの定期的改訂
個々の感染症例の相談や助言

チーム医療(NST:Nutrition Support Team)

NSTとは栄養サポートチームの略です。患者さんの栄養管理について、適切かつ質の高い栄養療法が行えるよう支援します。毎週、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床検査技師で編成されたNSTメンバーが院内を回診し、対象患者さんに対する栄養療法のアドバイスを行っています。
 また,毎月第一水曜日にはNST研究会、第二木曜日ににNST勉強会を行い、多くの医療スタッフと情報の共有化を行っています。

チーム医療(褥瘡対策チーム)

褥瘡の発生や重症化は本来の治療を長期化し、患者さんに不利益をもたらします。当院では、皮膚科医師と皮膚・排泄ケア認定看護師を中心に管理栄養士、理学療法士、薬剤師で褥瘡対策チームを構成しています。
 褥瘡問題を縮小する事を目指して、症例検討会や院内スタッフ向けの学習会を開催しており、薬剤師も院内学習会の講師として、褥瘡に使用される薬剤の講義を担当しています。

チーム医療(HIV)

新潟市民病院はエイズブロック拠点病院として,HIV感染症の患者様に対し専門的治療を行っています。チームは医師・看護師・薬剤師・臨床心理士で構成されています。検討会では、患者様に応じた薬の選択・副作用の対応・生活上の工夫などを検討し,治療に対する支援を行っています。
 HIV治療薬は継続して服用を続けることが何よりも大切ですが,内服薬のサイズが大きい,内服薬の種類が多くて1回服用量も多い,薬の値段が高い,など服用を続けていくのが困難な点がいくつかあります。 HIV担当薬剤師は患者様が主体的に治療と生活を両立できるよう,情報提供や服薬支援を行います。

チーム医療(外来糖尿病教室)

新潟市民病院では新病院移転を機に外来糖尿病教室を始めました。これは病状が安定しているときは「かかりつけ医」が診療し,合併症の検査が必要なときは「中核病院」が診療するという,現代的な病診連携システムを視野に入れた対応です。
 薬剤部では糖尿病教育入院はもちろん,この外来糖尿病教室にも初期段階から参加し,院外薬局薬剤師とも連携して糖尿病治療薬,低血糖対策,シックディ対策についての教育・啓蒙活動を行っています。

病院実務実習生の受け入れ

薬学6年制に伴い、毎年5年生の病院実務実習を受け入れています。
 病院実務実習生はすべての薬剤部業務を約3ヶ月間で体験します。服薬指導や医療チームに参加することにより,患者さんや医師・看護師などの病院医療スタッフと触れ合い,薬剤師の役割を学びます。薬学の専門性を発揮し,患者さんや医療スタッフを積極的にサポートできる薬剤師を目指してもらうようモチベーションを与えます。

チーム医療(薬薬連携)

救急・重症・専門治療を担う急性期病院のため、患者さんは急性期治療が行われた後は他の病院や外来での治療へ移行します。そのため、他の医療施設との連携「病診連携」でそれぞれの役割を分担して、継続した治療を受けられるシステムです。
 この病診連携の中で、病院内の薬局と院外の薬局との情報連携を「薬薬連携」と言います。“入院中に使用した薬剤”、“外来で使用した薬剤”、“日常使用している市販薬・健康食品”に関する情報などを薬剤師同士で情報共有し、患者さんが安全で有効な薬物治療を受けられるよう努力しています。
 新潟市薬剤師会や新潟薬科大学と連携し、近郊の保険調剤薬局や病院薬剤師で年4回程の合同勉強会を開催、在宅緩和ケアや漢方薬治療に関するグループ研究会を展開するなどにも取り組んでいます。
 合同勉強会は、院内医師からの講演と、薬剤師からの発表で構成され、日々の業務がスムーズに行える様、情報共有の場となっています。

薬薬連携研修会

記念すべき第1回の研修会は「小児のてんかん薬物治療」について小児科の協力を得て開催。予想以上の参加人数であった。