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小集団活動(平成16年度)

平成16年度小集団活動発表会
No 活動部署 テーマ テーマ選定理由順位
チーム名
1 臨床検査科
病理検査科
検査結果報告の迅速化  ’96年に泌尿器科医師から「検査の翌日に退院する患者さんへの病状説明に間に合うように前立腺の針生検の結果をだしてほしい」という要望があった。これをきっかけに、外来や内視鏡などの生検材料の検体採取翌日の結果報告[目標]をめざして取り組んできた。 
2地域医療部 目指せ紹介率70%、逆紹介率40%  地域医療支援病院承認要件は、地域医療支援病院紹介率が80%以上となっている(60%以上で承認、2年間の猶予期間)。当院は現在61.5%であることから、現状を把握し、紹介率を上げるにはどうすればよいか考える事にした。 1
3医療情報部 診療録のオーデット
(当院の入院診療録の現状は?)
 本年度の事業計画に「診療録のオーデットを実践し、説明文やカルテの記載方法の改善を実施する]という項目があったこと、また、ここ1・2年急に増加した開示請求について、これらカルテの記載と何か関係があるのだろうか?という疑問もあったことから。  
4東病棟 ベッドサイドにおけるインシデントをなくそう!  東病棟は、東1階神経内科・整形外科の27床、東3階小児科の35床、東4階外科・小児外科の69床、東5階脳外科・耳鼻咽喉科の69床からなる4病棟で構成されています。各病棟対象者は様々ですが、ベッド周囲が患者さんの生活の場であることは変わりありません。入院生活を安全に過ごせるように環境を整えることは看護師の役割のひとつと考えます。しかし、患者さんの周囲を見渡すと様々な物品が乱雑に置かれており安全な環境とは言えない現状です。そのためベッド周囲で生じる事故も報告されています。危険防止のための対策が必要と考えました。  
5総務課 外来駐車場の利用実態調査及び改善策検討  これまでも何度となく患者さんより駐車場の混雑について多数の苦情が寄せられている。また、先に実施された当院の患者満足度調査においても駐車場に対しては多くの不満があるという結果も出ている。今回、我々総務課の小集団活動への初参加を機に、改めてこの難題に取り組んでみようと思った。 3
6放射線技術科 CTの予約時間を短くしよう  2003年11月に新しいCTを導入し、検査を行ってきました。CT検査は患者さんにあまり身体的負担をかけることなく、精密な検査ができるため需要が高くなっています。
 しかし、2004年8月現在で予約待ち期間が1ヶ月もあり、患者さんにご迷惑をかけている状況でした。このため、CTの予約待ち期間を短縮するために、1日の検査枠を増やす必要があると考えました。1日の検査枠を増やすためには、検査1件にかかる時間を短縮し、予約枠を作らなければなりません。私たちは、予約期間を短縮することを最終目標に、その前段階として、1件あたりの検査時間を短縮することを目標に、小集団活動を開始することにしました。
7西病棟 パソコン入力に関する業務改善で
超過勤務時間の削減
~ゆとりある看護を目指して~
 平成14年12月に院内で実施した業務量調査の結果、西病棟の超過勤務時間は、1人当たり約162分であった。そのうち、患者に関する記録・入力にかける時間は、1人当たり61分であり、項目別業務割合では37.7%と最も多くを占めている。
 そこで、パソコン入力に関する業務整理をすることで超過勤務時間の削減を図ることができると推測した。
 
8診療技術科 指示間違いをなくそう  私達診療技術科の中の眼科では、検査の指示を医師から口頭あるいはメモで看護師を通して受けている。そのため時には指示漏れや伝達ミスが起こることもある。それによって検査や診療に支障をきたし、指示確認のため患者さんを待たせたり不安や不満を与える原因になっている。このような事は他の部署でも起こりうることである。そこで正しい検査や治療が行われる為にも、正確な指示が確実に伝えられるよう、指示を出す側、受ける側共に工夫改善し、指示受け時に起こるミスゼロを目指して活動していきたい。
9新生児医療センター 新患入院時の家族の待ち時間に関する改善  新生児医療センターは、院内でも特殊な病棟であり、感染防止などの面からセンター内には基本的に自由に家族の方が出入りすることは許されていない。また、病棟内には、前室と呼ばれる狭い手洗いスペースがあるだけで、家族や面会者のための待合場所も設置されていない。
 また、医師から家族への児の状態が説明されるまでの間、患児の家族は、その前室と呼ばれる場所で待つことを余儀なくされている。その為、患児の家族は、児の状態が分らないまま不安を抱えて待たなければいけないという苦痛が予想される。
 そこで今回、その不安をいかに軽減させるか、また、その中で入院時のオリエンテーションをいかに有効に行うか、不必要な病棟での待ち時間をいかに減らすかについて検討し改善することとした。
2
10南病棟・外来 入院患者にやさしい外来受診に取り組んで  入院患者の外来受診について呼び出し時間に関する看護手順はなく、また、外来看護師と病棟看護師との間に外来受診の考え方に関してギャップがあることが分かった。
 入院患者の外来受診の時間の把握ができないと患者の行動は制限され、ストレスとなることが予想されるし、夕方になるときは自分が忘れられているにではないかと不安に思う患者もいた。そこで、ある程度の外来受診の時間が分ることが望ましいのではないかと考えた。
11救命救急センター ベッド周囲の保安回路の整理による安全性の向上  救命センターのベッド周囲は、ICUを中心に心電図モニター、輸液・シリンジポンプ、人工呼吸器などの機器を使うことが多く、コードが雑然としている現状がある。このため次のような問題点が指摘される。
 ①各ベッドにコンセントタップが取り付けられているものの有効利用されておらず、常時8本くらいのコードがベッド周囲の床に這い、散乱している。そのため患者急変時の対応やベッド移動に時間がかかり、時はつまずくことがある。
 ②生命維持装置が作動しているため、停電やコンセントが抜けた抜けた際、患者の生命に危険を及ぼす可能性が高い。安全管理をする上で、保安回路の存在や電力量を正しく把握することは必要だが、曖昧な現状がある。
 以上の問題点を解決するために、スタッフの意識の確認と改善の方法を目標に取り組んだ。
12リハビリテーション技術科 入院患者のリハビリテーション実施伝票提出不徹底について  今回のテーマは、医事課からの「どうして提出が遅くなったのか?」と退院した患者さんのリハビリの入院実施伝票(以下リハ伝票)に関する問い合わせの電話から始まった。担当者が休職中に患者さんが退院し、担当者の休み明けに提出されたリハ伝票に対する医事課からの怒りの電話であった。
 伝票の提出の遅れは再請求となり、再度の支払いをしなければならない患者さんへの負担や、請求書の再発行や事務連絡等を行う医事課への負担となっている。また提出もれ、記入ミス等はリハ技術科の業務が病院の収益にきちんと反映されないことになる。
 また現在当院では患者さんの要望により土日にも医事業務がされている。その中で、なぜこのようなことが起こったのか、どうすれば防げるのか等について、リハ技術科の業務の検討を行った。
 
13薬剤部 内服の無投薬(与薬忘れ)をなくす  昨年のセーフティマネジメント部会の報告より、処方・与薬に関する事故の一番多いのが内服の無投薬であることがわかった。しかもダントツで、減少する傾向が見られないとの報告である。間違いの無い投薬は医療行為の基本であり、患者さんとの信頼を築く上でも重要である。薬剤部としても、患者さんが薬を正しく服用されるまでが調剤であるという観点から、内服の無投薬をなくすことを今回の小集団活動のテーマに取り上げることにした。  
14医事課 萬 クレーム 承 り 候
~苦情から見える改善プラン~
レジ・会計の待ち時間短縮
 医事課が患者さんにとっては、最初の受付と最後の会計の窓口であるため、病院に関する多くのクレームが寄せられている。このためそこに着目し「萬クレーム承り候」の基本姿勢で、医事課窓口に寄せられたいろいろなクレームを収集・分析・検証し、それをもとに、より良い患者サービス・職場環境を創造していきたいと考えた。クレームの収集としてまず私たちは「患者さんと接するうえで困っていること、患者さんからの苦情を教えてください」という内容のアンケートを医事課嘱託職員約40人に行いました。回答は200件近く寄せられ、内容は当初の予想どおり病院全体のクレームにわたっていた。
 この後、私たちは医事課の業務に関連したクレームについて、親和図法を用いて整理を行い、回答の中で一番多く、又患者さんにとって一番影響の大きい「会計の待ち時間が長い」というクレームに着目し分析を進めた。
 
15栄養管理科 小松菜の廃棄量縮減  現在、食材料は科学技術庁資源調査会 五訂食品成分表の標準化された廃棄率で購入している。しかし、野菜類などは調理後、盛り付けをしている時に不足したり、予定以上、残ったりすることがある。不足する場合は、翌日使用分の野菜を追加調理することになり、作用の無駄を生じる。多く残る場合は、材料を無駄にすることになる。
 そこで、患者さんには適切な栄養量を、経費的には材料の無駄をなくして提供していくため、今までの盛り付け時に一番過不足のあった小松菜の適切な廃棄率を調べることにした。
 
16診療部 輸血後感染症検査実施率の向上  エイズ問題やC型肝炎問題など、輸血(または血液製剤)によるウイルス感染症は、過去から現在に至る大きな社会問題である。輸血用血液のウイルスチェック体制は以前に比べ格段に進歩したとはいえ、なおウインドウ期にある血液の輸血によるHIV感染やC型肝炎ウイルスの感染例が報告されている。これに対し、厚生労働省は輸血によるウイルス感染の実態を把握するために、輸血後のウイルス検査を医療機関に呼びかけた。しかし、医療現場では輸血によるウイルス感染について実感が伴わないこともあり、輸血後のウイルス検査(以下、感染症検査という)が実施されることは少ないように思われる。
 なぜ、輸血後感染症検査が医療現場で実施されないかを分析し、改善策を検討することとした。
 
17中央手術部 一足制でスムースイン  当手術室は、開院当初から出入り口は1つしかなく、ストレッチャー・車椅子・歩行すべての患者が同じ出入口を利用しているため、時間帯によっては入退室が重なり出入り口が混雑している。さらに、古い習慣から車椅子・歩行入室の患者は、スリッパの履き替えを行っていることも混雑の原因になっている。「手術室でわざわざスリッパに履き替えているのは、先進国では日本くらいのもの」と指摘されている。また「一足制」は衛生上問題なく、感染防御で最も重要なのは「手洗い」であると言われており、環境・感染防止を考えるうえでも、床は最少リスクに分類され環境からの感染は根拠がないことが明らかにされている。そこで、手術室において車椅子・歩行患者全ての入室を履き替えなしの一足制の導入に取り組むことにした。