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小児外科では、新生児から15才までの一般外科的、消化器外科的疾患を治療します。生まれたばかりの1000gにも満たない赤ちゃんを手術することもあります。未熟児はもちろんのこと新生児や乳児は、体が小さいばかりでなく心臓・肺・肝臓・腎臓などあらゆる臓器が未完成で機能は未熟です。このような年齢的特質を十分に理解し、繊細なテクニックを駆使し外科的治療をするのが、小児外科医です。いまだ適応は虫垂切除などに限られていますが、成人では一般的に行われている腹腔鏡下手術(胆嚢切除術など)を、小児外科領域にも導入し先進医療にも取り組んでいます。
小児外科はメスを持って治療しますが、手術が最善の方法かを常に念頭におき、手術ならば、より小さくきれいな傷で、一日でも早く退院できるように、熱き情熱を持って次代を担う子ども達の治療にあたっています。
| 鼠径ヘルニア | いわゆる“脱腸”と呼ばれる病気で、年間約250例の治療を行っています。
手術は、嵌頓または整復がむずかしいものでは新生児期にも行いますが、通常生後8ヶ月過ぎても直らないもの出たものに対して手術を行います。 手術前日に入院し(場合により外泊可)、術当日に退院の1泊2日の日程で行います。 陰嚢水腫や停留精巣(睾丸)も鼠径ヘルニアの仲間として取り扱い1泊2日で行っています。臍ヘルニア いわゆる“でべそ”。1歳までに90%以上は自然に治りますが、小さくならないもの、腹壁の穴が2センチ以上の大きいもの、美容的に問題があるものを手術適応としています。入院は1泊2日です。 |
|---|---|
| 肥厚性幽門狭窄症 | 生後2~3週頃から噴水状嘔吐をきたす病気です。腹壁より硬く肥厚した幽門(胃の出口)のしこりを触れ、超音波検査で肥厚を確認できれば手術となります。翌日より哺乳が可能となり、入院は1週間ほどです。 |
| 急性虫垂炎 | 子どもの虫垂炎は、おとなと比べ、進行が早くて穿孔をきたしやすく重篤な経過をとることが多いとされています。いわゆる“盲腸”として一般に良く知られていますが、診断は非常にむずかしいのです。
広範な腹膜炎がなければ、術後4、5日で退院可能となります。 最近は、可能な症例であれば腸閉塞症などの合併症が少なく美容的にも優れた腹腔鏡下虫垂切除術を基本術式としています。 |
| 胃食道逆流症 | もともと赤ちゃんは、吐きやすいものですが、月齢とともに減少し問題となることはありません。しかし、中には頻回の嘔吐や嘔吐をしないまでも胃食道逆流を繰り返しているために肺炎や気管支喘息を誘発したり悪化させていることがあるとされています。24時間食道pHモニタリングを行い診断し必要なら治療します(まず薬物療法から)。 |
| 新生児外科的疾患 先天性小腸閉鎖症 先天性食道閉鎖症 鎖肛 臍帯ヘルニア 腹壁破裂 横隔膜ヘルニア ヒルシュスプルング病 |
出生前に診断され生まれる前に当院に紹介されることもありますが、多くは出生後に診断され産婦人科医や小児科医から紹介となることが殆どです。 重症で救急車での搬送が困難な場合は、ドクターズカー(当院周産期母子医療センターの医師が同乗する)で収容することもあります。 |
| その他 小児科・新生児科・産科・外科・消化器科・泌尿器科など関連科と密に連携し、先天性胆道拡張症や腸重積症など先天異常・機能異常・救急疾患・腫瘍などを幅広く担当しています。 | |
| 診察室 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前(新患・再来) | 新田幸壽 | 飯沼泰史 | 飯沼・平山 (隔週) |
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| 午後 |
| 医師 | 役職 | 卒業年 | 認定資格 |
|---|---|---|---|
| 新田 幸壽 | 副院長 | 昭和49年 | 小児外科専門医・外科指導医、 消化器外科認定医 |
| 飯沼 泰史 | 科部長 | 昭和59年 | 日本外科学会指導医 日本小児外科学会指導医 日本がん治療認定医機構暫定教育医 日本救急医学会救急科専門医 |
| 平山 裕 | 医長 | 平成12年 | 日本外科学会専門医 日本小児外科学会専門医 日本小児泌尿器科学会認定医 |
| 橋詰 直樹 | 医師 | 平成19年 |