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当科は、頭痛・めまい・しびれ・麻痺・ふるえ・けいれん・認知障害などの患者さんを主な対象としています。体の臓器としては、脳・脊髄・末梢神経・筋肉の異常による疾患です。疾患の種類としては、脳梗塞・脳出血などの脳卒中、脳炎・髄膜炎などの感染症、けいれんや片頭痛、神経難病(パーキンソン病、重症筋無力症、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症)、筋炎や末梢神経障害などの方が多く通院・入院されています。
現在他の病院や医院にかかっておられる方が当科外来を受診される場合には、紹介状を持参していただくか、それが困難な場合は「お薬手帳」又はお薬のリスト、あるいはお薬自体を全部持参して下さい。そうする事により、適切な診療が可能になります。外来受診希望の方は、あらかじめ外来予約センターで予約の上受診してください。
2005年秋、超急性期脳梗塞の治療薬としてtPAという薬剤の使用が認可され、脳梗塞急性期の救急医療が大きく変わりつつあります。tPAは、できたばかりの血栓に対する溶解作用が期待されている一方、出血の副作用の可能性があり、かえって疾患が重症化する恐れがあるため、使用には高度な専門性が要求されます。当院では2007年11月の病院移転後、脳卒中救急医療をより強化し、神経内科・脳外科の専門医による脳卒中チームが迅速に脳梗塞治療を行える体制を整えています。安全にtPAを使用するためには多くの制約があり、特に発症後3時間以内の注射開始が可能な患者さんに限られています。半身麻痺・言語障害などが急に出現したらできるだけ速やかに病院に来ていただく必要があり、内服薬確認や病歴の確認、緊急検査等の後、条件を満たした患者さんにのみ使用することができます。tPAの対象にならない方についても、それぞれの方の病態に応じ、脳卒中急性期治療を行っています。
当科は、救命救急・難病治療・高度医療を要する患者さんの医療を重点的に行っています。一方で、安定した患者さんについてはその方にふさわしい療養病院、リハビリテーション専門病院などにご紹介するなど、機能分担をしています。近年特に脳卒中後の機能回復については、早期からの途切れないリハビリテーションが重要視されていますが、当院では急性期リハビリテーションのみが中心になりますので、回復期リハビリテーションが速やかに開始できるよう、リハビリテーション専門病院との連携をはかっています。通常、脳卒中急性期(1-2週間)は当院で急性期治療を行い、直接自宅退院が困難な方については専門のリハビリテーションを受けられるよう、ケースワーカーと連携して転院の御相談に応じます。その他の疾患に関しても、それぞれの患者さんの病態やご家族のご希望に応じ他の医療機関との連携をすすめています。一方、後遺障害の残る患者さんや、治療法の未解決の神経難病の患者さんの場合、長期間の在宅療養についての地域連携もすすめています。患者さん・御家族、お近くのホームドクターや訪問看護、市町村の保健婦、ケアマネージャーやヘルパーの方々とのネットワークの一員として、在宅療養の支援を行っています。
脳卒中の再発予防については、薬剤内服のほか、生活習慣病などのリスクファクターの監視・治療が最も重要であることから、かかりつけ医による日常的な健康管理を徹底していただく様、関連医療機関に依頼することも行っています。その他の慢性疾患についても、かかりつけ医と当院とで機能分担と緊密な連携をはかることより、患者さんのニーズに応じた診療を心がけております。
| 診察室 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 午前(再来のみ) | 五十嵐修一 | ||||
| 午前(新患・再来) | 山崎元義 | 佐藤 晶 | 五十嵐修一 | 新保淳輔 | 野崎洋明 |
| 午前(再来のみ) | 五十嵐修一 | 山崎元義 | 新保淳輔 | 山崎元義 | 佐藤 晶 |
| 医師 | 役職 | 卒業年 | 認定資格 |
|---|---|---|---|
| 山崎 元義 | 科部長 | 昭和54年 | 日本神経学会専門医 |
| 五十嵐 修一 | 科副部長 | 昭和63年 | 日本神経学会専門医 |
| 佐藤 晶 | 科副部長 副センター長 |
平成元年 | 日本神経学会専門医 |
| 関谷 可奈子 | 医師 | 平成18年 |