新潟市民病院

  

 新潟市民病院 職業倫理指針

ウイリアム・オスラーの教えに基づく当院の理念である「全人的医療」を提供するために、新潟市民病院に勤務する全職員は本倫理指針に基づいて責任をもって行動します。

  1. 私たちは、人間の生命・尊厳・権利を尊重し、医療を受ける全ての人々に平等かつ最善の医療を提供します。
  2. 私たちは、医療の公共性を重んじ、医療を通じて地域社会に貢献するとともに、関係法令を遵守します。
  3. 私たちは、常に知識と技術の研鑽に努め、教養を深めるとともに人格を高める努力をします。また、自らの心身の健康の保持増進に努めます。
  4. 私たちは、多職種の人々との良好な協力関係のもと、安全かつ良質な医療を提供します。
  5. 私たちは、医療を受ける患者さんのプライバシーを尊重し、個人情報の保護と職務上の守秘義務を遵守します。
 

 新潟市民病院 臨床における倫理方針

  1. 患者さんの人権と自己決定権を尊重し、十分なインフォームド・コンセントにより医療を行います。
  2. 関係法規、ガイドラインを遵守し、検査・診断・治療・研究を行います。
    1. 胎児診断、人工授精、脳死判定、臓器移植に際しては、各ガイドライン等に基づくとともに、患者及び家族の抱えている苦しみや不安に慎重に配慮しながら、偏りのない十分な情報提供に基づく自律的な意思決定への支援を行います。
    2. 終末期医療に関しては、当院の終末期医療ガイドラインに基づき適切に対応します。
    3. 人工妊娠中絶に際しては、「母体保護法」を遵守します。
    4. 宗教上の理由による輸血拒否の患者さんには、「宗教的輸血拒否に関するガイドライン」及び当院の「宗教上の理由による輸血拒否への対応:基本的指針」に基づき、適切に対応します。
    5. 「臨床研究、疫学研究、ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」を遵守し、治験に際しては、「医薬品の臨床試験の実施基準に関する省令(GCP)」を遵守します。
  3. 安楽死、尊厳死、終末期医療、延命治療など生命の尊厳に関する問題、医療行為の妥当性に関する問題については、倫理委員会、院内臨床倫理検討会等において審議を行い、治療方針を決定します。
  4. 医療の発展のために積極的に臨床研究を行い、その実施においては倫理委員会、院内臨床倫理検討会等において十分検討を行います。